新型コロナ感染 7週連続で増加、いま流行の変異株「ニンバス」…特徴は「強烈な喉の痛み」
以下は、記事の抜粋です。
全国の新型コロナウイルスの感染者数が7週連続で増加しています。お盆休みの移動や人ごみにも注意が必要。感染が広がっている新しい変異株の特徴もお伝えします。
流行した当初の新型コロナウイルスの症状は、発熱、のどの痛み、味や臭いがしないといった、味覚や嗅覚の異常などの症状でした。
いま流行しているのが「NB.1.8.1」という、オミクロン株が派生したものです。専門家の間では「ニンバス」と呼ばれています。
最近コロナに感染した人からは「コロナ感染は3回目だが、(過去と比べ)のどの激しい痛みがどんどん強くなっていった」「水を飲むだけで思わず声が出てしまうほどの痛み」といった声がありました。
また、のどの痛み以外は風邪とほぼ同じ症状で、重症化が少ないということで、コロナに感染していると気づかない人もいるのではないかということでした。
風邪と似た症状といっても、ご高齢や基礎疾患のある方はリスクがあります。
私の少ない経験では、「水を飲むだけで思わず声が出てしまうほどの痛み」ようなヒトはいませんでした。むしろ、咳やのどの痛みなどの症状が出た発熱患者を念のため調べたらCOVID-19だったというような場合が多いように思います。
以下は、CareNetの説明です。
NB.1.8.1に関連する症状は、これまでのコロナで見られたものと「広範に類似している」とされています。具体的には、咳や喉の痛みといった呼吸器系の問題や、発熱、倦怠感などの全身症状が一般的に報告されています。喉の痛みがこれまでより強いと伝える医師たちもいます。
気になる重症化リスクについては、「NB.1.8.1が以前の変異ウイルスと比較して、より重篤な疾患を引き起こすというデータはないが、感染がより容易に広がる可能性が示唆されている」と指摘されています。香港の保健当局も、この変異株が従来の株よりも重症であるという証拠はないとしています。中国や香港などでみられる入院患者数の増加については、病原性の高さというより、夏季の感染者の急増が入院患者の絶対数を増やした可能性が高いとの見方を示していますが、データはまだ予備的なものだとしています。
高価な特効薬を使うのに必要な重症リスクの判断がとても難しいです。


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