ペンギンの眠りの深さを測る方法について

「ペンギンは昼間のほうが深く眠る」←この説を証明するため科学者がとった方法が「なんだって!?」
またまたペンギンの話題です。以下は、記事の抜粋です。


ある科学者が、ペンギンの睡眠パターンについて研究し、「ペンギンは昼間のほうが眠りが深い」という結論が得られたそうです。

ところがそれを知るのに研究者が使った実験手法が、注目を浴びていました。

その調査手法とは、なんと「眠っているペンギンにそっと近づき、起きるまで棒で突っつく」というもの。ペンギンからしたら、はた迷惑もいいところ!

科学者がこれほど原始的に調査しているのもコミカルですが、はたして眠りの深さを確認できたのでしょうか。ちなみにこの研究が何の役立つかは、今のところ明らかにはされていないようです。


元論文のタイトルは、”Diurnal sleep depth changes in the king penguin (Aptenodytes patagonicus)”です(論文をみる)。この論文は、Nature誌のニュースにも取り上げられています(ニュースをみる)。

記事ではわからないですが、対象となったペンギンは朝と昼に眠るそうです。その朝の眠りの深さと昼食後の眠りの深さを比べた研究です。Natureの説明によると、鳥の眠りの深さを調べた世界で始めての研究のようです。

方法が原始的だとバカにされていますが、 “Dewasmes and Telliez 2000″という引用がついているので、今回初めて行われた方法ではありません。よく考えられた方法だと思います。以下に少しだけ引用します。

Briefly, a small metal plate (4 cm2), fixed at one extremity of a lever arm (a 1.5-m-long wood bar with a rotation axe at the other extemity), was placed very slowly (speed of stimulation being similar) on the skin of the upper back wilh an initial weight of 100 g, so the pressure exerted was 25 g cm-2. If the sleeper was not aroused by this initial stimuUtion, it was considered to be sleeping. The weights (placed just over the plate) were then increased in steps of 100 g every minute for 10 s until the bird aroused behaviourally (wilhin 5 s after the weight deposition). Arousal was defined when the eye opened and the head came up.

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