こうしてデマが拡散していく、、、

新幹線の「真ん中肘掛け」は「上座の窓側が使える」ルールは本当か 紹介したネット記事に批判集まる
以下は、記事の抜粋です。


新幹線の座席の「真ん中」にある肘掛けをめぐり、窓側の人が使えるという「ルール」を紹介したネット記事について、「そのようなルールは存在しない」と疑問視する声が相次いだ。

また、そうしたルールの理由として「窓側が上座」で「通路側が下座」とも説明されたことから、「新幹線座席の上座とか初めて聞いたんだけど」と壮大なツッコミを招く事態にもなっている。

JR東海は弁護士ドットコムニュースの取材に、そのようなルールも事実もないと否定した。

内容が疑問視されているのは、〈新幹線で「窓側指定席」を予約したのに、「通路側」の人が「真ん中」の肘掛けを使っていました。この場合、「指定席代」を一部でも請求できるでしょうか…?〉(3月18日公開)と題したFINANCIAL FIELDの記事だ。かなり読まれていたのか、ヤフーニュース総合ランキングの上位に位置していた。執筆者には「FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー」とある。

記事では、「新幹線の肘掛け使用のルール」と「新幹線の上座・下座のマナー」について紹介している。まず、「新幹線の座席における、肘掛けを使用するルールとしては、基本的に窓側の人が使えると決められています」と指摘している。そのルールの理由を「新幹線の座席では窓側の席が『上座』とされているから」と紹介した。

そして、記事によれば、2人席でも3人席でも、窓側→通路側にかけて、上座→下座となり、下座である通路側の人が真ん中の肘掛けを使っている場合は、「使用ルールに反していると見なせる」との考えを示したほか、「上座である窓側の指定席を予約すれば、左右両方の肘掛けを使えます」とも記している。

しかし、新幹線の肘掛けをめぐっては、JR西日本が「特にどちらの座席のものなどということはありませんので、ゆずりあって使っていただけたらと思います」とルールの存在を否定している。

上の記事で紹介された「新幹線の肘掛けルール」と「窓側が上座で通路側が下座」とするマナーの存在について弁護士ドットコムニュースがJR東海に確認したところ、「そのようなルールや事実はございません」と回答した。

SNS上では、記事を読んで「肘掛け使用に優先順位がある」「こういうルールあったの初めて知った」と鵜呑みにしている人も見られる。


たしかにもっともらしいルールやマナーの説明ですが、疑わないで信じて拡散する人がいることに驚きます。興味深い記事でした。

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