「グー・チョキ・パー」で最初に出すべきは「パー」、あいこになったら「グー」

「グー・チョキ・パー」で最初に出すべきはこれだ…統計学が解明「じゃんけんの勝率が高まる」指のかたち…学生が延べ1万1567回のジャンケンをしてわかった勝利の法則
以下は、記事の抜粋です。


データ分析・活用コンサルタントのサトウマイさんは「あるジャンケンに関する研究では、『グー』を出す確率が35.0%、『チョキ』を出す確率が31.7%、『パー』を出す確率は33.3%と、最もグーが多かった。こちらからじゃんけんを仕掛けるときは『最初はグー』という掛け声をスピードアップし、こうしたクセをより出やすくさせるといいだろう」という――。

桜美林大学の芳沢教授による「ジャンケンに関する研究結果」によると、学生725人による、延べ1万1567回のジャンケンの結果、それぞれ出された手の回数は以下のようになりました。

グー:4054回
チョキ:3664回
パー:3849回

これをパーセンテージにすると、

「グー」を出す確率:4054/11567=35.0%
「チョキ」を出す確率:3664/11567=31.7%
「パー」を出す確率:3849/11567=33.3%

グーを出す人が一番多く、次にパー、チョキの順です。自分がグーを出したときに勝てるのは、相手がチョキを出したときですので、勝つ確率は31.7%です。同様に、

自分が「チョキ」を出して勝つ確率:33.3%
自分が「パー」を出して勝つ確率:35.0% となります。

つまり、「パーを出すのが最も勝ちやすい選択」ということです。この勝率の差は「誤差の範囲」ではないかと思うかもしれませんが、統計的に意味のある差であることがわかっています。

あいこになったとき、次も同じ手を出す確率は22.8%
この研究では、「あいこになったときは、次になんの手を出せばいいのか?」についても調べています。その結果、あいこになったとき、次も同じ手を出す確率は22.8%ということがわかりました。

もしランダムで「グー・チョキ・パー」を出しているなら、それぞれの確率は1/3(約33%)になるはずですので、22.8%というのはかなり低いことがわかります。

それでは、「相手が同じ手を連続して出す確率は低い」ということを利用して、あいこの次の手で勝つ確率を上げる方法を考えてみます。

「グーの場合」:二度目は「チョキ」を出す
「チョキの場合」:二度目は「パー」を出す
「パーの場合」:二度目は「グー」を出す これが最善の手となります。

覚え方は簡単です。「2人でじゃんけんをしてあいこになったら、次に自分はその手に負ける手を出す」ということです。


最近は、ほとんどじゃんけんをする機会がありません。もしも覚えていたらやってみたいと思います。

 

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