興和、「イベルメクチン」のオミクロン株への抗ウイルス効果を確認
以下は、記事の全文です。
興和(名古屋市)は1月31日、新型コロナウイルス感染症の治療薬として第3相臨床試験を行っている「イベルメクチン」について、北里大学との共同研究(非臨床試験)から、オミクロン株に対しても、デルタ株などの既存の変異株と同等の抗ウイルス効果があることを確認したと発表した。
「イベルメクチン」は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学の大村智特別栄誉教授の研究を基に開発された飲み薬。寄生虫感染症治療薬として、アフリカ諸国を中心に使われている。現在、新型コロナ治療薬として臨床試験を行っている。
以下は、はてなブックマークでの上の記事に対するコメントです。
●実際の患者に対する効果でなく実験で確認しただけで、しかもどんな実験でどんな結果だったのか一切不明という。興和の発表内容も記事と同レベル。誤認を誘いつつ内容はあやふやという時点で結果はお察しか。
●本当の絶望とは名のある薬品会社がおかしなことを言い出すことだと思います。
●“オミクロン株に対しても、デルタ株などの既存の変異株と同等の抗ウイルス効果があることを確認した” で、既存の変異株に対してはどの程度の抗ウイルス効果があったのか。一番重要なことが書いてない。
●そもそも去年の段階で各国機関の検証で「結論出ず」「根拠無し」「不確実」と言われてるので、なんとも。
●非臨床試験、査読なし、製薬会社主導だけでもヤバいのに「従来株と同等の効果」とかいう謎の文言でもう何でもありのモハメド・アリ。
以下は、興和の発表です。確かに記事と同じレベルです(発表をみる)。同じ記事を朝日新聞などの大メディアも拡散しています。興和はこんなことまでしてイベルメクチンを売りたいのでしょうか???
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