3つの新しい直接作用型抗ウイルス薬とリバビリンの併用によるC型肝炎の治療

Treatment of HCV with ABT-450/r–Ombitasvir and Dasabuvir with Ribavirin
Retreatment of HCV with ABT-450/r–Ombitasvir and Dasabuvir with Ribavirin

最初のものは、肝硬変を伴わない未治療の1型HCV感染患者、2つ目は治療歴がある患者を対象とした第3相の臨床試験の結果です。

これらの試験では、3つの新しい直接作用型抗ウイルス薬、即ち、プロテアーゼ阻害薬 ABT-450+リトナビル(ABT-450/r)、NS5A 阻害薬オムビタスビル(ombitasvir)、非ヌクレオシド系ポリメラーゼ阻害薬ダサブビルとリバビリンの併用投与によって、極めて高い(95%以上)ウイルス排除率が得られたという話です。さらに、重篤な有害事象や投与中止の頻度は低かったということです。

先週紹介した関連記事をみても、1型HCVの治療が急速に改善されていることがわかります。C型肝炎克服の日が近いような気がしてきました。

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