フン・セン首相を再任、カンボジア下院 野党はボイコット

フン・セン首相を再任、カンボジア下院 野党はボイコット
以下は、記事の抜粋です。


カンボジア下院は9月24日、30年近い長期政権を維持しているフン・セン(Hun Sen)首相を再任した。任期は5年。野党は総選挙に不正があったとして新たな抗議デモを行うと警告している。

カンボジアでは7月の総選挙に不正があったとして大規模な抗議デモが行われたばかり。最大野党のカンボジア救国党(CNRP)は23日、カンボジアが「独裁」に向かっているとして議会を初日からボイコットしている。

現地のAFP特派員によると24日の下院では与党68議員が全会一致でフン・セン首相の再任と新内閣を承認した。フン・セン首相再任を受け、CNRPは首都で新たな抗議デモが起きるだろうと警告した。


9月25日にも議会が開かれていたようで、ものすごい数の軍人(警護部隊)がプノンペン市に配置されていました。こちらでは、これらの軍人はフンセンのガードマンだと言われていました。

夕方散歩していたら、突然軍人に呼び止められ、立ち止まるように言われました(カンボジア語ですので、おそらくの話です)。良くみたら、すべての交通(自動車、バイク、トゥクトゥク、歩行者)が止められていました。空っぽになった道路を、政府関係者とガードマンが疾走していきました。私は呆然と見送っていました。しばらくして、交通規制を解除されるといつものような渋滞に戻りました。

外国に来て、日本のニュースで現地の情報を得るのは不思議な感じがします。それにしても、28年も首相を続けるとは驚異的です。これから5年の任期だそうですので、33年間首相を続けることになります。日本のようにコロコロ変わるのはダメだと思いますが、ここまで長く続けるというのはどうなんでしょう?

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