審尋が結審しました。

昨日、3回目で審尋が結審しました。

相手方は弁護士と大学の人事課職員のみ、こちらは弁護士2人と私という。前回と同じ参加者でした。5月29日に大学からの準備書面を受け取り、これに対する反論を、6月2日に裁判所と大学にFAXで送りました。大学はこれに対して反論せず、我々もこれ以上の意見はないということで、約5分で終わりました。あとは、裁判官による決定を待つだけです。

審尋の過程で行われた大学との書面でのやりとりは、なかなか興味深いものでした。私は、自分ではそれなりに文章が上手いと思っていたのですが、弁護士に修正されると、見違えるように迫力のある文章に変るのには驚きました。

今回の仮処分申請を扱っているのは、神戸地裁第六民事部で、労働審判を専門に扱っているところです。おそらく、遺伝子組換え実験の科学的な部分よりも、労働争議的な部分が問題になると思います。裁判官は、私と大学から交互に書面を出させることで、争点を明らかにしようとしていることが良くわかりました。

また、我々が大学に要求しても出てこなかった多くの資料が、裁判所の命令により書証として提出され、確認できたのは収穫でした。今後は、仮処分の決定、大学での再審査、本裁判と続いていきます。長い戦いになると思います。

裁判所に行くと、いつも「アリーmy love」を思い出します。その中でも一番気に入っているシーン、John Cage扮するPeter MacNicolを中心とした登場人物が、Barry WhiteのYou’re The First, My Last, My Everythingにあわせてダンスする動画を紹介します(動画をみる)。歌詞はここです。

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