低炭水化物食はテストステロンの血清レベルを上昇させ、メタボリックシンドロームに伴う男性の性腺機能低下症の勃起機能を改善する可能性がある

勃起機能を改善させる食事とは?
以下は、記事の抜粋です。


低炭水化物食はテストステロンの血清レベルを上昇させ、メタボリックシンドロームに伴う男性の性腺機能低下症の勃起機能を改善する可能性があることがブラジルのCaio da Silva Schmitt氏らが行った非盲検ランダム化臨床試験によってわかった。

メタボリックシンドロームはいくつかの疾患の危険因子であり、その中でもメタボリックシンドロームと性腺機能低下症の関係はよく知られている。著者らは、低炭水化物食が血清総テストステロンを増加させ、メタボリックシンドロームに伴う性腺機能低下症の男性の勃起機能を改善できるかどうかを評価する目的で研究を行った。

メタボリックシンドロームの性腺機能低下症の男性18例を対象に、低炭水化物食群と対照食群を3ヵ月間比較する非盲検ランダム化臨床試験を実施した。身体測定値(体重、BMI、腹囲、ヒップ周り、胴囲)、血清総テストステロン値、性腺機能低下症の症状(ADAMおよびAMSスコアによって測定)、性機能(IIEF-5スコアによって測定)が評価された。

主な結果は以下のとおり。

・身体測定値は低炭水化物食群でのみ正常値に近づいた。
・低炭水化物食群ではIIEF-5スコアが統計学的に増加し、AMSとADAMスコアが有意に減少した(p<0.001)。
・対照食群と比較して、低炭水化物食群では血清総テストステロン値の有意な上昇が見られた(p<0.001)。


元論文のタイトルは、「メタボリック シンドロームの性腺機能低下症の男性における勃起機能と血清テストステロン レベルに対する低炭水化物食の影響: 無作為化臨床試験。」です(論文をみる)。

対象は、BMI30ぐらいでお腹周りが約1mのかなりメタボな60歳直前の男性です。コントロール群では0.5しか減っていないBMIが低炭水化物群では1.7減っていました。勃起能力を高めたのは、テストステロンだけでもないような気がしますが、腎機能の悪くないヒトは試してみてはどうでしょうか?

ちなみに、IIEF-5スコアは以下のようにして計算します。


勃起を維持する自信の程度はどれくらいありましたか?
【1点】非常に低い
【2点】低い
【3点】普通
【4点】高い
【5点】非常に高い

性的刺激による勃起の場合、何回挿入可能な硬さになりましたか?
【0点】性的刺激一度も無し
【1点】全く無しまたはほとんど無し
【2点】たまに(半分よりかなり下回る回数)
【3点】時々(半分くらい)
【4点】おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数)
【5点】毎回またはほぼ毎回

性交中、挿入後何回勃起を維持できましたか?
【0点】性交の試み一度も無し
【1点】全く無しまたはほとんど無し
【2点】たまに(半分よりかなり下回る回数)
【3点】時々(半分くらい)
【4点】おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数)
【5点】毎回またはほぼ毎回

性交中に性交を終了するまで勃起を維持するのはどれくらい困難でしたか?
【0点】性的刺激一度も無し
【1点】ほとんど困難
【2点】かなり困難
【3点】困難
【4点】やや困難
【5点】困難でない

性交を試みた時に、何回満足できましたか?
【0点】性交の試み一度も無し
【1点】全く無しまたはほとんど無し
【2点】たまに(半分よりかなり下回る回数)
【3点】時々(半分くらい)
【4点】おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数)
【5点】毎回またはほぼ毎回

【22〜25点】 … 正常です。
【17〜21点】 … 軽度EDです。
【12〜16点】 … 中等〜軽度EDです。
【8〜11点】  … 中等度EDです。
【5〜7点】   … 重度EDです。

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