セクシーなムーンウォークでメスを誘惑するキモモマイコドリ
以下は、記事の抜粋と動画です。
動物たちの求愛行動はみんな違ってみんな味がある。ヒト科オスの場合にも学ぶべきものがあるのかもしれない。中南米の熱帯雨林地帯に棲息するキモモマイコドリの場合には、セクシーなムーンウォークでメスを誘惑するのだが、その動きがタダものではない。
キモモマイコドリ(Red-capped Manakin)はスズメ目マイコドリ科中南米のベリーズ、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、グアテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマなどの熱帯雨林に生息しています。
体長約10cm程度と小さく、赤い頭と黒い体を持ち、腿(もも)だけが黄色くなっています。オスの求愛行動が特徴的で、木の枝の上でムーンウォークのような動きをすることで知られています。この動きは、尾を素早く震わせ、その振動を足に伝え後ろに移動することで実現しています。
ベテランと若いオスのペアでメスをハントし、ベテランだけがメイティングして若者はおあずけという不思議な性行動をするようです。
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