イワシの群れを捕食するペンギンにつけたカメラで撮影した動画

魚の群れを捕食するジェンツーペンギンの姿を「PenguinCam」で撮影した動画
以下は、動画とその説明の抜粋です。

1月20日(木)の Penguin Awareness Day(ペンギンを意識する日)に合わせて、アルゼンチンの野生生物保護協会(WCS)は、特殊カメラを装着したオスのジェンツーペンギンが撮影した素晴らしい水中自撮り映像を公開しました。

この映像では、ペンギンが驚くべき速さと機敏さで、イワシの群れの中を潜ったり、体をくねらせたりする様子が何度も映し出されています。また、イワシを一匹ずつ掴んで食べるシーンもあります。また、遠くには他のペンギンや、カワウ、アホウドリも映っています。

この映像は、WCSが20年以上にわたってペンギンの保護を支援しているアルゼンチン・ティエラ・デル・フエゴ州のマルティージョ島沖のビーグル水路で撮影されました。

この研究は、アルゼンチンのジェンツーペンギン(Pygoscelis papua)とニュージーランドのイエローアイドペンギン(Megadyptes antipodes)の摂餌生態を比較するものです。

ジェンツーペンギンは通常、海底付近を探索して餌を探しますが、映像から、途中で餌魚の群れに出会うと、その機会を逃さずに餌を食べることがわかりました。

WCSアルゼンチン準研究員のAndrea Raya Rey氏は、「ビーグル水道の海鳥たちが、イワシの大群を捕食しているのを見て魅了されました。私たちは、ビーグル水道の海鳥の群れがイワシに依存していると主張してきましたが、このペンギンによる撮影によって確認されました。」、「撮影後は、ペンギンから装置を外して、彼が繁殖に成功するのを観察しました。彼は親としての仕事を続け、子供の世話をしました。」と話しました。

 

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