高校野球でのコロナ感染について。辞退の理由が引き起こす間違った「犯人」探し。

夏の甲子園 宮城 東北学院が出場辞退 選手の感染や濃厚接触で
出場辞退2校目です。以下は、記事の抜粋です。


甲子園球場で開かれている夏の全国高校野球で、宮城の東北学院が出場を辞退することになりました。出場辞退は宮崎商業に続いて2校目です。

東北学院は1回戦に勝ったあと、8月13日に選手1人が発熱してPCR検査で感染が確認され、その後、選手2人と練習補助員1人、それに大会本部との調整のためチームに帯同する朝日新聞の記者1人の合わせて4人が濃厚接触者と判断されました。

高野連などでは個別の感染事案と判断し、PCR検査の結果をみながら次の2回戦への出場が可能かどうか判断する方針でしたが、17日夕方、東北学院から出場を辞退するという申し出があり、受理したということです。

辞退の理由については、チームが次の試合に出場することによって感染した選手が特定され、将来に影響を及ぼす可能性があるとしています。

東北学院が今月21日の2回戦で対戦する予定だった長野の松商学園は、不戦勝となります。

夏の全国高校野球での出場辞退は、13人が新型コロナウイルスに感染するなどした宮崎商業に続いてこの大会2校目です。


選手と応援団の高校生はワクチン接種はうけていません。応援団含めて各校2000人までの関係者の多くは県境を越えて緊急事態宣言下の兵庫県に集合しています。彼らには行動制限はなく、マスメディアも接触し放題です。これで2校目ですが、感染しているチームは本当に2つだけでしょうか?。

辞退の理由については、感染した選手が特定され、将来に影響を及ぼす可能性があるとしています。これは、感染した選手に主な責任があり「犯人」だと言っているようなものです。試合を辞退してもネットでこの「犯人」探しがはじまりそうです。こんな状況ですので、誰かが感染したとしても症状が軽い場合は、必死で隠すことになり、それがまた感染を広めることになります。

春のセンバツに優勝した東海大相模もコロナの感染で予選を辞退しました。こんな状態で高校野球の頂点を決めるられるのでしょうか?主宰しているのは、感染の拡大を懸念してオリンピックの中止を提案していた朝日新聞です。みごとなダブルスタンダードです。

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