小山田の虐待問題 英2紙「放送自粛」の凄惨行為2件も報道 組織委が続投「HAPPY」とも
以下は、記事の抜粋です。
東京五輪開会式に作曲担当としての参加が発表されたミュージシャンの小山田圭吾が、過去に雑誌などで、障がい者とされる同級生らに対して虐待やむごい行為を繰り返していたと語っていた問題に関して、海外でも有力紙が報じ、日本のテレビなどが自粛している苛烈内容をストレートに記載している。
小山田はツイッターで謝罪および五輪続投を投稿。東京五輪・パラリンピック組織委員会は武藤敏郎事務総長が「十分に謝罪し、反省している」として小山田の続投方針を示した。
英紙ガーディアンは、「東京2020作曲家が、障害のあるクラスメートへのいじめについて謝罪」と題して、詳細に報道。雑誌掲載された小山田の発言は、直視できない内容が並ぶが、中でも日本ではテレビなどが放送できずに自粛している惨い2件についても、同紙はストレートに報じている。
また英デイリー・テレグラフも、「東京オリンピックの主催者は、小山田圭吾が精神障害の同級生を虐待していると述べたインタビューが再浮上したにもかかわらず、開会式の作曲家として継続することを喜んでいると主張している」と、「Happy」のワードを使って、五輪組織委の姿勢を伝えている。
以下は、テレグラフの記事とその和訳です。
Japanese composer who abused disabled classmates and forced them to perform sex acts remains involved in opening ceremony
Keigo Oyamada, better known by his stage name Cornelius, has been one of Japan’s most successful singer-songwriters
ByBen Bloom, ATHLETICS CORRESPONDENT, TOKYO 17 July 2021 9:22am
Tokyo Olympics organisers insist they are happy for a famous Japanese musician to continue as a composer for next week’s opening ceremony despite interviews resurfacing where he described abusing mentally ill classmates and forcing them to carry out sex acts in front of other students.
Keigo Oyamada, better known by his stage name Cornelius, has been one of Japan’s most successful singer-songwriters over a career spanning more than 25 years and was this week named as one of the music composers for the Olympics opening ceremony.
That announcement saw two interviews he gave to Japanese music magazines in 1994 and 1995 resurface, in which he described inflicting horrific abuse on his peers when at school.
He describes locking a disabled classmate in a box, taping a cardboard box around his head and pouring chalk inside, wrapping him in a mattress and kicking him, making him eat his own faeces, and forcing him to masturbate in front of other students.
障害のある同級生を虐待し、性行為を強要した日本の作曲家は、開会式に参加し続ける
コーネリアスという芸名で知られる小山田圭吾氏は、日本で最も成功したシンガーソングライターの一人である。
ByBen Bloom、スポーツ特派員、東京 2021年7月17日 9:22am
精神障害のある同級生を虐待し、他の学生の前で性行為を強制したという過去のインタビュー記事が報道されたにもかかわらず、東京オリンピックの組織委員会は、その有名なミュージシャンがが来週の開会式に作曲家として参加し続けることは喜ばしい(ハッピー)と主張している。
小山田圭吾氏は、コーネリアスという芸名で知られ、25年以上のキャリアを持つ日本で最も成功したシンガー・ソングライターの一人で、今週、オリンピック開会式の音楽担当者の一人に選ばれました。
今回の発表では、1994年と1995年に日本の音楽雑誌に掲載された2つのインタビュー記事が再報道しました。その中で、彼が学生時代に仲間にひどい虐待を加えていたことが語られています。
彼は、障害のある同級生を箱に閉じ込めたり、頭の周りに段ボール箱をテープで留めそこへチョークを流し込んだり、マットレスで包んで蹴ったり、自分の糞便を食べさせたり、他の生徒の前で自慰行為を強要したりしたことが書かれている。
これでもまだ、かなり遠慮した紹介です。日刊スポーツの記事には、以下のように書かれています。
邦楽誌「ロッキング・オン・ジャパン」(ロッキング・オン)の1994年(平6)1月号で、学生時代に、いじめに加担していたことを認めた上で「全裸にしてグルグルにひもを巻いてオナニーさしてさ。ウンコを喰わしたりさ。喰わした上にバックドロップしたりさ」「だけど僕が直接やるわけじゃないんだよ、僕はアイデアを提供するだけ(笑)」(原文まま)などと語っていた。 サブカル誌「クイック・ジャパン」(太田出版)95年8月号のインタビューでも、22ページにわたり、いじめを語っていた。小山田氏が、障がい者というAさんに対し「みんなで脱がしてさ。(局部を)出すことなんて(Aさんにとって)別に何でもないことだからさ」「障害がある人とかって図書室にたまる」「きっと逃げ場所なんだけど」と認識しながら「みんなで見に行こう」と行動していたこと、体育倉庫で「マットレス巻きにして殺しちゃった事件とかあったじゃないですか、そんなことやってたし、跳び箱の中に入れたり」と詳細な記憶として明かしている。 掲載当時、小山田氏は26歳。インタビューはAさんとの高校卒業式での会話で締めくくられている。進路を聞き「ボランティアをやりたい」と答えたAさんに対し、小山田氏は「おまえ、ボランティアされる側だろ」と。
この人物を「小山田氏本人はこの取材時当時の発言については後悔し反省しており、現在は高い倫理観をもって創作活動に献身するクリエーターの一人である」と言える東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長の倫理観ってどうなっているのでしょうか?
どこかから辞任の圧力がかかったようです。ちゃんちゃん。
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