これまでにも内モンゴル自治区での生活について書きましたが、まだまだ紹介していないものがたくさんあります。今日は、巴林右旗内の2つのレストランについて書きます。
巴林右旗で行ったレストランではすべて、下の写真のように滅菌済みの食器がプラスチックで包まれたものが出てきました。客はこの包みを自分で破ります。中には写真のように、食器とオシボリが入っています。箸は別に使い捨てのものが用意されています。
9日の朝、近所のモンゴル人が朝食を食べに来るという小さな店で、伝統的なモンゴルの朝食を食べました。最初にウェイトレスが持ってきたのは、牛乳鍋です。これには、豆腐、羊の干し肉、バター、雑穀(おそらく粟)、チーズなどが入っています。このスープとか具を、揚げパンのようなものと一緒に食べます。
豚まんのように見えるものは、羊肉入りの饅頭で、肉汁がいっぱいでとても美味しいです。これらの他には、ミルクティー、羊肉の茹でたもの、ヨーグルト(粟と砂糖付き)、漬物(これは伝統的なモンゴル料理ではないが、今は一般的)など、既に紹介した料理が出てきました。
上で説明した朝食を食べた小さなレストランです。隣の店とビルを共有しています。個室もありましたが、写真に写った窓際のテーブルを選びました。クリックをして拡大した写真を良くみると、プラスチックのすだれのようなものがみえます。実は、ホテルも含めて、巴林右旗のほとんどの店の入り口は、プラスチックのすだれです。下は店の前の交差点の様子です。
上記の羊肉入り饅頭のように、中華料理と融合したようなものや、中華料理そのものもたくさんあります。上は、豚肉とネギを包んで食べるものです。見た目よりも薄味で美味しいです。下は、焼茄子というメニューで、ナス、ピーマンなどの炒め物です。これは、絶品でした。これらは、「牧民飯店」という、巴林右旗で一番餃子が美味しいと評判のレストランのものです。
引き続き、牧民飯店のメニューから、上はエリンギ(たぶん?)の炒め物で、その右隣に写っているのが水餃子です。おそらくこの餃子の肉は羊ですが、非常に美味しかったので、思わずたくさん食べてしまいました。下は麻辣豆腐(マーボー豆腐)です。これらの写真を拡大すると、「何番シェフが作りました」という紙が皿に付いているのがみえます。最初の包む料理は8番、焼茄子は3番(みえない)、エリンギは7番、麻辣豆腐は4番です。質問したところ、シェフは10人いるそうです。
写真でもわかるように、レストランの料理はどれも大盛りです。値段は、焼茄子は9元、麻辣豆腐は8元です。1元=15円で計算しても、ものすごく安いことがわかります。この街は、レストランだけではなく、すべての物価がかなり安いようです。タクシーも上海の初乗りが11元、瀋陽が8元に比べて、ここは3元です。
北京から電話したら、昨日は久しぶりに赤峰に雨が降ったそうです。結婚式でもみんな雨が降らないことを心配していたので、ホッと一息というところでしょうか?日本の大雨の一部をプレゼントできれば良いのですが—
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