昨日は、朝8時50分上海発の飛行機に乗り、天津を経由して、午後1時に内モンゴル自治区の赤峰空港に着きました。この空港では、写真のように、乗客は飛行機からタラップで地面に降り、そのままターミナルビルまで歩きます。上海では曇りや雨でしたが、こちらは太陽が眩しく、日中はとても暑いです。
赤峰は、人口約450万人、内モンゴル自治区東部最大の都市で、市内にはショッピングモールがあり、巨大な集合住宅があちこちで建設中です。街の様子は、他の中国の地方都市とあまり変りませんが、店の看板にはモンゴル文字によるふり仮名がついています。これは、モンゴル民族に対する配慮で、各店に課せられた義務です。人々は、お互いモンゴル語で話しています。しかし、中華料理店では、客も店員も中国語で話していました。完全なバイリンガルです。
食事と結婚式のための買い物を済ませたあと、午後4時ごろに赤峰を出発し、昨年完成したばかりの赤峰と大板を結ぶ高速道路で、花嫁の家に向かいました。走行中の自動車から撮った高速道路と料金所(巴林)の写真です。
高速を出た後も、一般道を時速100キロで走り続け、写真のようなダートに入ってしばらく走り、午後6時半ごろに花嫁の家に着きました。写真を拡大すると、牛の群れとここまで乗せてくれた自動車がみえます。
到着してすぐに出された自家製のヨーグルト(白い)、バター(黄色い)とチーズです。その後、近くに住む親戚の人が集まり、一緒に夕食を食べました。メインディッシュの羊を丸ごと茹でたものを親戚の男性がナイフで切っているところです。乾杯を繰りかえしながらの食事を楽しみました。
夜9時ごろ、花嫁の家から約25km離れた、巴林右旗という町のホテルまで送ってもらいました。今日の結婚式は、この街の別のホテルであります。
コメント
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キリル文字ではなくモンゴル文字です。
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>通りすがりさん
ご指摘ありがとうございます。修正しました。ご確認ください。