病院の間仕切りカーテンが危険な細菌の温床に?

病院の間仕切りカーテンが危険な細菌の温床に?
以下は、記事の抜粋です。


病院で患者のプライバシーを守るために間仕切りとして使用されるカーテンが、危険な薬剤耐性菌の温床となりうることが、マニトバ大学のKevin Shek氏らによる研究で示唆された。

Shek氏らは今回、マニトバ州のウィニペグのヘルスサービスセンター熱傷/形成外科の病棟で使用されている、クリーニングしたばかりの間仕切り用カーテン10点を対象に細菌の汚染レベルを調べた。このうち4点は4つのベッドが配置された大部屋(4床室)で、4点は2つのベッドが配置された部屋(2床室)で、残る2点は患者や看護者が直接には触れないエリアで使用されていた。なお、これらのカーテンの汚染レベル調査は21日間にわたって実施された。

その結果、クリーニング後に所定の場所に吊るされて以降、カーテンの汚染レベルは徐々に悪化し、14日後までに調査したカーテンの88%で患者に重篤な状態をもたらす可能性があるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が検出された。しかし、調査対象のカーテンが使用された病室にMRSAに感染した患者はみられなかった。なお、患者が使用しない部屋に吊るされたカーテンは21日間にわたって清潔を保っていたという。


元論文のタイトルは、”Rate of contamination of hospital privacy curtains in a burns/plastic ward: A longitudinal study”です(論文をみる)。

病室のカーテンが、MRSAなどの温床になるとは考えませんでした。興味深い結果です。

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