男女の性行為は経時的にマンネリ化する
以下は、記事の抜粋です。
今回紹介する研究は、カップルの性行為の満足度に焦点を当てた、比較的新しい研究です。
期間とともに男女の性行為の満足度が、どう変化するかを調べたドイツの研究です。若年~中年のヘテロセクシャル(ホモセクシャル[同性愛者]でない)のカップルを2,814人集め、性行為に対する経時的な満足度を調査しました。
結果、交際してから初年度の満足度はそれなりに高かったそうです。しかし、1年を経過するころからその満足度はグングンと低下していきました。同居や結婚が満足度に影響することが過去に報告されていますが、この研究ではその影響はほとんどなく、ただ純粋に経時的にマンネリになっていくという絶望的な結果が示されたわけです。おそるべし、倦怠期。
経時的な変化がどの程度なのか興味がありましたが、無料でみれる要約には書かれていないのでわかりません。
要約には、最初の1年間は満足度が上昇するけれども、後は着実に落ちてゆくと書かれています。また、このような非線形なカーブになる理由は、”partner-specific sexual skills”についての初期学習効果だが、それもその後のパッションの減少に負けると推測しています。また、カップルの健康状態やコミニケーションの親密さや争いなどが影響するそうです。
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