肥満かどうかで実は違う! 中性脂肪値の下げ方
以下は、記事の抜粋です。
中性脂肪値を上げるのは油ではなく炭水化物です。以下は、食事の総エネルギーの5%を炭水化物から3種類の脂質に変えたときの中性脂肪値の変化をまとめたものです。つまり、油を控えるよりも炭水化物を控えるほうがいいということです。ただし、炭水化物を脂質に食べ替えるときに飽和脂肪酸を選ぶとLDLコレステロール値が上がってしまいます。
炭水化物、脂質、たんぱく質、アルコールはエネルギー源になるので、これらをとり過ぎて肥満になれば中性脂肪値は上がります。一方、炭水化物のとり過ぎはダイレクトに中性脂肪値を上げます。中性脂肪値を上げる食事には、「炭水化物のとり過ぎ」と「肥満」を介するルートの2つがあるということです。
中性脂肪値が高くて肥満の人は、食べ過ぎや運動不足に気をつけて、まず肥満を解消しましょう。一方、肥満でない人は、炭水化物やアルコールのとり過ぎを疑いましょう。お酒は1日1合を超えると、飲まない人に比べて高中性脂肪血症になりやすいと言われています。
肉や乳製品に含まれている飽和脂肪酸は必須栄養素ではないので、あえてとる必要はないです。一方、魚や植物油に含まれている不飽和脂肪酸は必須栄養素なので一定量をとる必要があります。どちらも食べ過ぎると肥満になって中性脂肪値が増えます。
脂肪の摂り過ぎで中性脂肪が高いと思っているヒトが非常に多いので、この記事を紹介しました。太っていない女性で中性脂肪値が高い場合、犯人はスイーツの可能性が高いです。
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