以下は、記事の抜粋です。
認知機能の衰えを食い止めるには、50代以上の定期的な性交渉にも同様の効果が期待できるとする最新の研究結果がJournals of Gerontology誌に発表された。
英国チームの研究では、50歳から83歳までの男性28人女性45人を対象に認知能力のテストを実施。その中で、「週1回」「月1回」「全くしない」など、どのくらいの頻度で性交渉を持っているかを質問した。
性交渉を週1回以上持っている被験者グループは、言葉がすらすら話せるかを調べる「言語流ちょう性」テストと、複雑な設計図を書き写させたり記憶だけを頼りに時計の文字盤を描かせたりする「空間視覚能力」テストの点数が高かった。
元論文のタイトルは、”Frequent Sexual Activity Predicts Specific Cognitive Abilities in Older Adults”です(論文をみる)。
こういう観察的研究の場合、性交渉を頻繁に行っているために認知機能が保たれているのか、認知機能を保っているために性交渉を頻繁にできるのか、がわかりません。いずれにしても、客観的には興味深い結果だと思います。
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