以下は、記事の抜粋です。
英国女性の約10人に1人が性交時の疼痛(dyspareuria)を経験しているとの調査結果が明らかになった。2010-2012年、同国の16-74歳女性8869人を対象に実施された全国調査(Natsal-3)」に基づいて、英国産婦人科学会が1月25日、掲載論文を紹介した。
研究グループによると、Natsal-3の参加女性8869人のうち、過去1年に性交渉歴があったのは6669人で、このうち性交時の疼痛があったと答えた割合は7.5%。1.9%は病的な痛みがあったと回答していた。性交時の疼痛があったと回答した割合が最も高かった年齢層は55-64歳(10.4%)と16-24歳(9.5%)。
また、最近の性交渉歴がないと回答した1708人の2.05%は性交時の痛みや痛みへの不安のために行為を避けていると答えた。性交時疼痛があると答えた女性は、そうでない女性に比べ性生活に不満を持つ割合が約3倍多かった(30.9% vs. 10.1%)。
性交痛には、心理的原因によるものだけではなく、子宮内膜症のような器質的な疾患によるものもあるので、気づいた時には専門の産婦人科医などに診てもらうようにしましょう。パートナーの側もこの数字を意識して行動すべきだと思います。
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