正常圧水頭症

ビリー・ジョエルさんが脳疾患公表、全公演をキャンセル
古い記事ですが、知らない人もいたので紹介します。


ロサンゼルスで2024年2月撮影(ロイター/MIKE BLAKE)

米人気歌手のビリー・ジョエルさん(76)が2025年5月23日、脳疾患の一つである正常圧水頭症と診断されたことを明らかにし、予定していた全てのコンサートをキャンセルすると発表した。

SNSに公表された声明では、現在は理学療法を受けており、回復まで演奏活動を控えるよう医師の指導を受けている。症状は最近の公演で悪化し、聴力、視力、平衡感覚に問題が生じたという。

クリーブランド・クリニックによると、正常圧水頭症は65歳以上の人に多く見られ、頭蓋内に体液がたまって脳を圧迫することで発症する。認知症に似ており、回復する可能性もあるという。

ジョエルさんは2月から米国、カナダ、英国でのツアーを開始する予定だったが、詳しい説明がないまま7月に延期されていた。


以下は、Geminiによる正常脳圧水頭症の説明です。

正常圧水頭症(NPH:Normal Pressure Hydrocephalus)は、脳脊髄液(髄液)が脳の部屋(脳室)にたまって大きくなるものの、髄液の圧力自体はほぼ正常に保たれる病気です。手術(シャント術)などで改善できる「治る認知症」の一つとして知られています(サイトをみる)。

主な3大症状(3徴候)
• 歩行障害:最初の症状として出やすく、足が上がりにくい、すり足になる、ガニ股で小刻みに歩く、バランスが取りにくくなる。
• 認知障害:物忘れ(最近の記憶の障害)、ボーッとする、自発性や意欲の低下。
• 尿失禁:尿意がわかりにくくなる、トイレが近くなる、間に合わず漏らしてしまう(3つのうち最後に現れやすい)。

分類
• 特発性正常圧水頭症(iNPH):原因がはっきりしないもので、主に60代以上の高齢者に多く見られます。
• 続発性正常圧水頭症:くも膜下出血、頭部の外傷、髄膜炎などの病気の後に起こるもの。

診断と検査
• 画像検査:頭部CTやMRIを行い、脳室が拡大しているかを確認します。
• タップテスト(髄液排除試験):腰椎穿刺(ようついせんし)で髄液を少し抜き、歩行や認知機能が一時的に改善するかを確かめ、手術の効果を予測します(サイトをみる)。

治療法
• シャント手術:余分な髄液をお腹の中(腹膜)や静脈に流すための細い管(シャント)を体に埋め込む手術が行われます。
• 脳室-腹腔シャント(VPシャント)
• 腰椎-腹腔シャント(LPシャント)

難聴について

正常圧水頭症(iNPH)では、歩行障害や認知障害、排尿障害の三大症状に加え、半数以上に中等度以上の両側性感音性難聴がみられることがあります。

• 手術による改善の可能性: 脳脊髄液を流すシャント手術を受けた患者を対象とした調査では、術前に難聴があった方のうち約75%で、術後6〜12週以内に聴力の改善がみられたという報告があります(説明をみる)。

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