糸井重里「まず、総理から前線へ。」1982年のコピー

まず、総理から前線へ。糸井重里氏の32年前のコピーが今、ネットで話題
以下は、話題のコピー写真と記事の抜粋です。


1982年に発売された雑誌「広告批評」の「反戦特集」に掲載されたポスター。
※デザイン:浅葉克己さん、コピー:糸井重里さん

1982年当時の総理大臣は鈴木善幸さん。当時はイラン・イラク戦争やフォークランド紛争が起こっていました。今の安部総理にむけての発言ではありませんが、賛否は別としてデザインといいコピーといい今でも充分通用するクオリティです。


とは書かれていますが、「ニューズオプエド」の記事によると、コピーライターの糸井重里さんは、「実はあのコピーというのは、当時天野祐吉さんに言われて、頼まれて作ったもので、内容もちょっと浅かった」という発言を毎日新聞とのインタビューでされているそうです。これをみてガッカリしているヒトもいるようです。

私は、このコピーは陳腐で「内容が浅い」と思います。それが、内容が浅そうにみえる安倍総理にピッタリだから、最近またウケているように思います。作者の意図とは関係のない生命をもつ、コピーとか歌とかはそういうものではないでしょうか?

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