A personal statement from Kenji Goto’s wife, Rinko
2月2日の日経のニュースによると、2月1日の6時10分過ぎ、首相公邸から官邸に移った安倍首相は、事務方が用意していた「首相声明」に自ら手を入れ、「テロリストたちを決して許さない」に続けて「その罪を償わせる」と書き加えたそうです。
こういう好戦的なヒトが首相であることに暗澹たる気分になっていた時、Bloombergという経済サイトニュースの中に以下のニュースを見つけました。
Wife of Beheaded Reporter `Proud’ He Showed War’s Tragedy
記事から探したstatementをそのまま紹介します。
My family and I are devastated by the news of Kenji’s death. He was not just my loving husband and father to our two beautiful children, but a son, brother and friend to many around the world.
While feeling a great personal loss, I remain extremely proud of my husband who reported the plight of people in conflict areas like Iraq, Somalia and Syria. It was his passion to highlight the effects on ordinary people, especially through the eyes of children, and to inform the rest of us of the tragedies of war.
I would like to thank everyone who has offered their support to myself and our family over these last difficult few months.
As you can imagine this is an extremely difficult time for our family. I would ask that the media please respect our privacy and allow us time to come to terms with our loss.
Rinko
以下は、”The Huffington Post Japan“による和訳です。
家族と私は、健二の死の知らせに打ちのめされました。彼は私の愛する夫、そしてかわいい2人の子供の父というだけでなく、世界中の多くの人々にとって息子、兄弟、そして友達だったのです。
彼が亡くなったことに大きな喪失を感じながらも、私は夫がイラクやソマリア、シリアのような紛争地に住む人々の苦しみを伝えてきたことを大変誇りに思っています。彼は戦争の悲劇を伝えるため、とりわけ子供の目を通じて市井の人々に与える影響に光を当てることに情熱を傾けました。
非常に厳しかったこの数カ月、私と私の家族を支えてくださった皆様に感謝を申し上げます。
皆様おわかりいただけるように、私たち家族にとってとても困難な時です。メディアの皆様、どうか私たちのプライバシーを尊重し、夫の死を受け入れられるまでの時間をいただければと思います。
リンコ
Bloombergが首相ではなく、「首をはねられたレポーターの妻」の言葉をニュースに取り上げてくれて良かったと思いました。
コメント