インフル・コロナ混合ワクチン、初期試験で良好な結果

米モデルナのインフル・コロナ混合ワクチン、初期試験で良好な結果
以下は、記事の抜粋です。


米バイオ医薬品大手モデルナは10月4日、同社が開発する新型コロナウイルスとインフルエンザの混合ワクチンの初期臨床試験で、ワクチンを別々に接種した時と比べて、両方のウイルスに対する強力な免疫反応を確認したと発表した。

モデルナは混合ワクチンが生成した抗体について、現在販売されているインフルエンザワクチンと同等かそれ以上、従来の新型コロナウイルスワクチンの追加接種と比べると同等だったと説明した。

同社によると、「mRNA-1083」と呼ばれるこのワクチンを高齢者に接種したところ、英グラクソ・スミスクラインと仏サノフィの広く利用されているインフルエンザワクチンと比べて、インフルエンザA型とB型合わせて4株全てに対し効果が示された。

また、混合ワクチンの安全性と忍容性も確認され、副反応の発生率は同社の新型コロナウイルスワクチンと変わらなかった。

モデルナは年内にも後期臨床試験を開始する計画。ステファン・フォーグ社長はインタビューで混合ワクチンについて、年末にかけて承認される可能性はあるが、現実的には2025年の承認取得を目指していると語った。


新型コロナウイルスは消えてなくなる可能性は低く、今後は「ある程度予防できる感染症」としてインフルエンザとともにヒトの社会に定着することになると思います。そう考えると、日本でも両方のウイルスに有効な混合ワクチンは多くの国民にとって有用なはずですが、日本の製薬会社やワクチン製造者の利権が絡むのですんなりと認可されるとは思えません。どうなるのか見守りたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました