分科会は「政治家に忖度しすぎ」

「政治家に忖度しすぎ」分科会に厳しい声
以下は、m3で1月25日に発表された、医師会員へのアンケート結果のまとめからの抜粋です。


政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会や厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードへの期待を尋ねたところ、「期待する」「少し期待する」と答えた医師は計42.8%だった。前年の調査では、分科会に「期待する」「少し期待する」との回答が計58.6%と半数を超えたが、今回は「期待しない」が多数となった。

Q.その理由を教えてください。

【ネガティブな声】
・現場にいない人が多い。(開業医)
・経済優先はわかるが、高齢者はそのために死亡していく。(開業医)
・政治的問題が多すぎて、純粋な医学的判断で政策決定ができないから。(開業医)
・政治家に忖度し過ぎ、専門家としての気概が必要。(開業医)
・内閣府と厚労省が示した道順しか選択できず、それぞれの会はアリバイづくりの様相を呈しているのが現実。(勤務医)
・政府にすり寄っている人の集まり。(勤務医)
・期待しすぎるのも疲れる。(勤務医)

【ポジティブな声】
・あまり期待できないが、この組織に頑張ってもらわないと仕方がない。(開業医)
・他に期待できないのだから仕方がない。政府の意見に追随するのはやめてほしい。(開業医)
・他に期待出来るところがないため、一縷の望みをかけたい。(開業医)
・まだ建設的な意見をお持ちの方はいらっしゃるのではないかと思うが、その意見が政府に黙殺されてしまうのではという恐れを感じる。(開業医)
・ここしか医療界で政府に進言できるところはない。(勤務医)
・世間が何と言おうと、エビデンスに則った知見を専門家の立場として述べていくべき。(勤務医)


ポジティブと書いてありますが、あまりポジティブでないコメントがほとんどです。政府から選ばれるのは、基本政府に逆らわない「御用専門家」です。岩田健太郎氏を是非加えてほしいと思います。

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