エリザベス2世、思わぬ運命で英女王になるまで

エリザベス2世、思わぬ運命で英女王になるまで…静かな王女の暮らしから一転、英国史上最長の70年の在位
女王になってからしか知らなかったので、興味深く読みました。以下は、抜粋です。


エリザベス・アレクサンドラ・メアリー・ウィンザーは生まれつき女王になるはずの人物ではなかったが、英国の君主として史上最長の在位期間を更新することになった。写真は、1937年5月に行われた父ジョージ6世の戴冠式で、王室の面々とともに挨拶するエリザベス王女(中央)。

エリザベス2世の高祖母にあたるビクトリア女王の王位継承順位は5位だったが、上位の継承者が相次いで亡くなったため、わずか18歳で王位に就くことになった。

ビクトリア女王の後継者は長男のエドワード7世だったが、母親が長寿だったため、国王になったのは59歳、在位期間はわずか9年だった。長男のアルバート・ビクター王子は28歳の若さで死去していたため、次男のジョージ5世が王位を継いだ。

そのジョージ5世は、25年の在位ののち1936年に亡くなり、長男のエドワード8世(エリザベス2世の伯父)が即位した。だが彼は2回の離婚歴がある米国人女性ウォリス・シンプソンと恋に落ち、退位を決意する。

この事件は憲政を揺るがす危機を呼び、またしても王位が移ることになった。エドワード8世には子どもがおらず、弟のジョージ6世が不本意ながら王位に就いた。

ジョージ6世にも男子がいなかったため(当時は最年長の男子による継承が優先されていたが、この制度は2013年に廃止)、長女のエリザベスが第1継承者となった。ジョージ6世の長子だったエリザベスは、王である父の死去に伴い、1952年に王位を継承した。


エドワード8世(エリザベス2世の伯父)が2回の離婚歴がある米国人女性ウォリス・シンプソンと恋に落ちて退位というのがすごいですね。日本の天皇の弟の子どもの男の子にも頑張って欲しいです。

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