反プーチンのバンドメンバー出国 プッシー・ライオット
一貫して反プーチンのロシアの女性バンド「プッシー・ライオット」を心配していましたが、無事(でもないか?)出国できたようです。以下は、記事の抜粋です。
ロシアのプーチン大統領批判で知られるパンクバンド「プッシー・ライオット」のメンバー、マリヤ・アリョーヒナさんが、ロシアを脱出してリトアニア入りしたことを明らかにした。5月11日付のニューヨーク・タイムズが伝えた。
同紙によると、アリョーヒナさんは警察の監視の目を欺くため、身を寄せていた知人宅を食料配達員の制服で離れ、追跡されないよう携帯電話も置いてきた。知人がベラルーシ国境まで車で送り、そこから1週間かけてリトアニア入りした。
プッシー・ライオットはウクライナへの支援金集めのため演奏ツアーを計画している。
以下は、プッシー・ライオットが2012年2月にプーチン大統領政権への反対デモをパンク・ロック・ライヴとして断行し、ロシア正教会のプーチン支持への抗議としてモスクワのキリスト救世教会で即興ライヴを行って逮捕された時の動画です。
当時、逮捕されたのはバンドのうちのエカテリーナ(カーチャ)・サムチェヴィッチ、マリア(マーシャ)・アレキナとナデズダ(ナージャ)・トロコニコヴァの3人で、8月に宗教的憎悪による騒乱罪として2年の禁固刑という実刑判決を受けたが、その後バンドは判決に対して控訴を起こし、10月にカーチャだけが無罪放免となりました。
その後、カーチャはこの時のパフォーマンス動画がロシアで公開禁止扱いを受けたのに対して控訴を起こしていたが、モスクワ市法廷は控訴を棄却し、この動画を公開禁止としてインターネット・プロバイダ業者に動画のブロックを命じました。
以下の動画は、ロシアで公開禁止になっているロシア正教会でのパフォーマンス動画です。ヒトを生まれた国で差別するのが誤りであることがハッキリわかる素晴らしいパフォーマンスです。
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