瀋陽でも錦州でも「火鍋」と看板に書かれた店がたくさんあります。その一つ、錦州の「巴蜀将軍食府」という店に行きました。「巴蜀」とは「四川」の別の言い方で、辛い(hot)な味を売りにしているそうです。「しゃぶしゃぶ」とよばれることもありますが、肉を充分に加熱するところが日本のしゃぶしゃぶとは異なります。
鍋は2種類の中から1つを選択します。「麻棘(マーラー)」とよばれるhotなスープと「海鮮」とよばれるスープです。私は麻棘を選びました。
この店は、鍋の加熱にIHを使っています。火も煙も出ません。鍋で煮たいろいろな食材をタレにつけて食べます。このタレは味噌ダレで、そこに個人の好みでいろいろな薬味やスパイスを加えます。
鍋に入れる具には、牛肉、豚肉、羊肉、ウリ、木耳、センマイ、菊菜のような野菜、海老のミンチのようなもの、昆布、豆腐、春雨のようなもの、何かわからない青い野菜などがあります。錦州は海が近く天候に恵まれているため農産物や海産物が豊かだそうです。鍋が煮えてきました。
持ち込みは自由のようで、自家製の香菜の漬物とニンニクの漬物が持ち込みました。香菜の漬物は私が香菜が好きということで作ってくれたものです。ニンニクは臭くなくラッキョのような味でした。
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