「プラダ」のボード使用禁止で棄権 女子米国代表のジュリア・マリノの告白が波紋
以下は、記事の抜粋です。
北京冬季オリンピックのスノーボード女子スロープスタイルで銀メダルを獲得したジュリア・マリノ(Julia MARINO)が、IOCからビックエアーの前夜に自身のスポンサーである高級ファッションブランド「プラダ」のスノーボードの使用を認めないと通告され、棄権したと告白した。
プラダのボードで出場して2位になった2月6日のスロープスタイルに続いて14日から始まるビッグエアへの出場を予定していたマリノは15日、「スロープでは問題がなかったにも関わらず、IOCからビックエアーではボードを承認できないと言われた。ロゴを隠さないと失格になると告げられ、ボードの裏のロゴをペンで塗りつぶすよう言われた」とインスタグラムのストーリーに投稿した。
マリノがNBCに語ったところによると、プラダのロゴは「ルール40」と呼ばれる五輪期間中のマーケティングに関する規則に反するとIOCから説明があり、スロープスタイルではヘルメットの「プラダ」のロゴを隠すよう求められてテープを貼って従ったというが、ボードのロゴについては言及はなかったため、ビッグエア-でも同じボードでの出場するつもりだったという。
IOCの指示通りロゴを塗りつぶしたボードで滑ってみたというが、「ジャンプで十分なスピードが出なく、何度か失敗した。不安定で心理的にも不安に感じた」とマリノ。数日前の練習で転倒して尾骨を負傷していたこともあり、さらなる負傷のリスクを避けるため棄権することを決めたと明かした。
米オリンピック・パラリンピック委員会(USOPC)も書簡で他の選手がバートンやロキシーで競技に参加するのと同じく、マリノはプラダのボードで競う権利があるとIOCに抗議していたという。
マリノ効果で、メダル獲得からわずか数時間で3600ドルのプラダのボードは完売したと伝えられている。プラダからはコメントは出されていない。
IOCや会長のバッハは、猛烈な拝金主義のくせに選手のスポンサーには厳しい制限をつけていることが良く分かりました。
下の写真をみたら、プラダの方がバートンよりもつつましいけど、、、「プラダ」のロゴ入りはマリノので、「バートン」のロゴの入りは岩渕麗楽のスノーボードです。
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