新型コロナ 診断されていない無症状の感染者が増えている

新型コロナ 東京都で診断されていない感染者はどれくらいいるのか?
以下は、記事の抜粋です。


第5波では感染者が増えるに従って、無症状の新規感染者の割合が低下しています。多いときでは20%以上が無症状の感染者でしたが、現在は12%程度まで下がってきています。この無症状の新規感染者の割合の低下は「診断されていない無症状の感染者が増えている」ということを意味します。


新型コロナに感染した人のうち、概ね3〜4割は無症候性感染者と言われています。この割合は年齢によって異なるとされており、0〜18歳では約半分が、19〜59歳では32%が、60歳以上では20%が感染しても無症状のまま経過すると言われています。

現在のように、若い世代の方が感染者の中心になっている現状においては、おそらく3〜4割以上の無症状の感染者がいると考えられますが、東京都で診断されている新型コロナ患者の中に占める無症状の感染者は12%ですので、大雑把に考えて無症状の感染者の3人に1人程度しか診断されていないのではないかと思われます。

東京都はの現在の状況は、
濃厚接触者特定調査の縮小などの影響もあり、診断されていない無症状の感染者が増えている
検査数不足によって、真の感染者数よりも少なく見積もられている
という懸念があり、見た目上の感染者数の増加ペースは落ちてきているものの、過小に評価されている可能性があります。

濃厚接触者の調査を無症状者に再度広げるということは、保健所の業務が逼迫している現状では難しく、また検査数の限界についても構造的な問題を抱えている可能性がありすぐには解決できなさそうです。


上の記事は症状が無いために感染しているとされない感染者が多くいるという話ですが、症状があっても会社や地域での非難を恐れて隠している感染者もいると思います。現実には東京での感染者は1万人を超えているのではと思います。

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