石油小売り各社がハイオクの性能を虚偽宣伝…どこの会社のハイオクも性能は同じ

ハイオク「レギュラーと同じ汎用品」 石油連盟会長「品質に差ない」 混合出荷
以下は、記事の抜粋です。


ハイオクガソリンの混合出荷問題で、業界団体「石油連盟」の杉森務会長(ENEOS会長)は7月17日の記者会見で、「各社のハイオクの品質はほぼ同じ」と発言した。各社の独自製品とされてきたハイオクについて、業界トップが品質に違いがないことを認めたのは初めて。会見後には「(レギュラーガソリンと同様に)今は汎用品の一つ」とも述べた。

各社はタンクの共同利用や、自社の製油所やタンクのない地域で他社製品を買い取って自社製として販売するバーター取引をしている。こうした流通体制によって、「各社の品質は同じになるのではないか」と質問したところ、杉森会長は「そのように考えた方が早い」「それほど大きな品質の差はない」などと答えた。

各社のブランドを信じて販売してきたスタンド経営者や消費者から、「裏切り行為だ」との批判の声が上がっているとの指摘に対して、杉森会長は「我々はバーターであろうが、自社の商品規格に合ったものを管理、保証している。決して裏切りにはならない」と述べた。

石油連盟が「独自ルートで供給している」と説明してきたハイオクの流通体制が変わった経緯について、杉森会長は「(各社が)合併に合併を重ね、効率化を求められた」と述べた。今も各社が独自に性能を宣伝している点に関しては「昔の競争の歴史が今日まで引きずられている問題があったかもしれない」と述べた。

消費者への説明責任については、「ハイオクに限らず、バーター取引は全てしている。そこを消費者にお知らせしなかった。必要があれば、ちゃんと開示していきたい」と述べた。

性能虚偽宣伝「残念に思う」
一方、コスモ石油やキグナス石油がハイオクの性能を虚偽宣伝していた問題については「消費者の皆様に迷惑をかけることになり、大変残念に思う」とし、連盟の理事会でコンプライアンスの順守を求めたことを明らかにした。


どこのハイオクも同じでした。広告をみるとずいぶん違うように見えます。これまで自分が入れているガソリンがどこの会社かすら気にしたことはないですが、これは詐欺行為では?

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