「カイロ大学卒業は嘘か本当か」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑

以下は、小池都知事のカイロ大学卒業についてのまったく相反する2つの記事です。
「カイロ大学卒業は嘘」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 元同居人が詳細証言
「カイロ大学卒業は本当」小池百合子東京都知事の学歴詐称疑惑 カイロ大学が詳細証言
以下は、それぞれの記事の抜粋です。


ノンフィクション作家の石井妙子氏が、小池氏とカイロで共に暮らし、小池氏のカイロ大学生活を誰よりもよく知る元同居人女性の早川玲子さん(仮名)から詳細な証言と当時の手帳や写真などの資料提供を得て取材をし、「小池さんはカイロ大学を卒業していない」との詳細な証言を得た。

小池氏が卒業したと主張している76年7月、カイロ大学での試験結果が発表された際、落第し、ふさぎ込んでいた彼女の様子が早川さんの記憶に強く残っている。当時2人が同居していたアパートの同じ階にはカイロ大学文学部の教授が住んでいた。思いつめた小池氏は「どうしたらいいのか、聞いてくる」と部屋を飛び出したが、戻ってくると、早川さんにこう言った。「あなたは最終学年じゃないから、追試を受ける資格はないって。そう言われた」76年時点で、最終学年に進むことすらできていなかったのだ。…「嘘」という記事から


小池氏は自民党衆院議員時代、カイロ大学学長の招きで学生らを前にスピーチし、学長が「卒業生」として紹介したことがある。当時、出席していた大学関係者は「小池氏はカイロ大の誇りだ」と感じたという。カイロ大学文学部社会学科のアリ・メッカウイ名誉教授もその1人だ。メッカウイ氏は「小池氏は若くして親元を離れ、異なる文化社会のエジプトで暮らし、熱心に授業に出席していた。その社会に溶け込み、大学を立派に卒業できた小池氏のことを誇りに思う」と語り、こうも続けた。

「なぜ日本では小池氏の卒業だけが不正と考えられるのか理解できない。カイロ大学の歴史と権威、国際的な地位を傷つけられた。エジプトの社会や教育制度のことを何も分からない、分かろうともしない人が批判するのは信じられない」

「大学の卒業を決められるのは大学だけだ。それは都議でも、作家やジャーナリストでも、元同居人でもない。どこの世界にも成功した人への嫉妬はあるものだが、小池氏の卒業を認めることができるのはカイロ大だけであり、大学の卒業生でも関係者でもない元同居人の話ではない」…「本当」という記事から


どうでも良いですが、僕はこれらの「詳細証言」を読んで「本当」だと思いました。「嘘」にしても「本当」にしても、入学して留学したことは誰も疑わない事実で、それだけでも我々の世代の女性としては十分に評価する値打ちがあると思います。政治家の息子や娘が箔を付けるために欧米の有名大学に留学するのとは違うでしょう。

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