科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate”
地球温暖化:英の科学者に「根拠」データ操作疑惑
以下は、最初の記事の要点です。
地球温暖化研究の世界的権威Philip Jones教授(イギリスのEast Anglia大学・気象研究所(CRU)所長)の1000通を越すe-mailや研究データ・プログラムが外部に漏れ、世界中のメディアに取り上げられています。
大問題に発展したのは、このリークされた情報が発端となって地球温暖化を巡る世界規模の不正が発覚したためです。不正の内容は以下の通りです。
●CRUが行った世界各地の気温観測の結果を多数の科学者で不正操作し、温暖化を演出した。
●40人以上の著名な科学者で学会誌の査読班を作り、主要ジャーナルを乗っ取り、温暖化を否定する論文を却下していた。
●イギリス気象庁やBBCを味方に付け、国連IPCCすらコントロールしていた。
地球温暖化はCO2が主要因ではない&そもそも温暖化してない?!かもしれないそうです。Michael Crichtonの”State of Fear“そのもの、あるいはそれ以上です。私が一番驚いたのは、太字の部分です。確かに、却下する気になればどんな論文でも却下できるということですね。
次に示したグラフ(上)はニュージーランド水圏大気研究所(NIWA)が発表していたもので、20世紀に急激に温暖化していますが、別の科学者がデータを再調査したところCRUと同種の不正が見つかり、実際の気温変化はグラフ(下)だったとこが発覚しました。
Michael Crichtonの”State of Fear”です。
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Eye opening and thrilling book
小説としての出来は悪いが、地球温暖化について考えさせられた。
Crichton、久々の大ヒット。
難しくないですよ。超娯楽作品です。
メディア批判
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