体操協会、宮川選手に反省文要求 池谷幸雄氏に厳重注意
以下は、記事の抜粋です。
日本体操協会は3月9日、理事会を開き、リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手が「パワーハラスメントを受けた」と塚原光男副会長と塚原千恵子・女子強化本部長を告発した問題で、宮川選手の一部の言動が千恵子強化本部長の名誉を傷つけたなどとして、宮川選手に反省文の提出を求めることを決めた。反省文はすでに提出されているという。
協会が設置した特別調査委員会がこの日、調査報告書を公表して関係者への対応を提案。理事会がその内容通りに決定した。塚原光男、千恵子両氏の言動も不適切と認定したが、新たな処分や対応はなかった。
このほか、具志堅幸司副会長には記者会見での発言に問題があったとして、会長厳重注意(顚末書と謝罪文提出)、協会会員の池谷幸雄氏はテレビで推測による発言をして同協会の信用を失わせたとして、会長厳重注意(誓約書の提出)とすることを決めた。
日本体操協会は昨年12月に第三者委の「不適切な言動はあったが、パワハラは認定できなかった」とする調査結果を公表して両氏の職務停止を解除する一方、特別調査委員会を設けて調査していた。調査委の対象は「不適切な言動」でパワハラの有無は対象になっておらず、理事会も関係者に反省文の提出を求めるなどに対応をとどめ、懲戒処分には至らなかった。
以下は、はてなブックマークで一番支持を集めたコメントです。
●パワハラを訴えたらさらなるパワハラで黙らせようとする日本体操協会。自浄能力ねえなぁ。もう補助金停止してくれ 。
マスコミは先ず「第三者委員会」が本当に第三者ばかりで成り立っているかを調べる必要があると思います。専門家が入った「第三者委員会」というのは、問題の組織に有利な発言をしそうな専門家が過半数を占めるように作られていることが多いです。
今後は、日本のスポーツ協会での内部告発は当分出てこないと思います。
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