中皮腫

高校の同級生から、同じ学年だった人が悪性胸膜中皮腫で闘病中とのメールが来ました。現在は自宅で療養中で、3月半ばに入院・手術を控えているそうです。

中皮腫の原因は、ほとんどがアスベスト(石綿)の大量吸引で、発生リスクは、アスベストへの曝露量や期間に依存するとされています。

中皮腫の発生まで最短で20年前後、平均で約40年程度かかるとされているので、発症する人は、若い時にアスベストを扱う職場に勤務していたか、その周辺に住んでいたかのどちらかだと考えられます。

アスベストは、1960年代から70年代初めにかけてのいわゆる高度成長期に、耐熱性、電気絶縁性などが非常に優れた安価な資材として、建設、家庭用品等、様々な用途に広く使われました。しかし、1975年あたりからその有害性が認識されはじめ、近くその使用が全面禁止になる予定です。中皮腫が我々の世代の病気であることを強く認識しました。

明日の「励ます会」には参加できないですが、治療の成功を祈ります。

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