鳥が巨大ザメからコバンザメをはぎ取った
以下は、記事の抜粋と動画です。
世界最大の魚にくっついていれば安全だろうと、このコバンザメは思ったかもしれない。だが、それは間違いだった。
メキシコ、バハカリフォルニア半島沖で出会った光景に、ダイバーたちは目を奪われた。海に飛び込んできた鳥のウ(鵜)が、ジンベエザメに張り付いていたコバンザメをはぎ取ったのだ。地元のダイビング会社「マンタ・スキューバダイビング」がこの映像を撮ったのは2011年だが、最近になってフェイスブックで再び注目を集めた。
コバンザメは大型の海中生物につきまとい、餌のおこぼれを食べて暮らしている。ふんが主食とみられるものもいるくらいだ。それどころか、サメやクジラ、カメ、ジュゴンなどに便乗する生活をあまりに長く続けてきたため、頭上の背びれの位置に強力な吸盤が発達している。だが、ウがジンベエザメからコバンザメをかっさらうところは、誰も見たことがなかった。
記事にも書かれているように、コバンザメは、カイアシ類と呼ばれる微小な甲殻類や、その他の寄生虫を食べることで、サメの皮膚をきれいに保っていると考えられています。しかし、あまり多すぎても泳ぐときに邪魔になります。そこで、浅瀬に行って鵜にコバンザメを減らしてもらっているのかもしれません。
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