エボラワクチンは2005年に既に開発されていたが、市場価値がないとされて臨床試験まで行かなかった

エボラワクチンは2005年に既に開発されていた
以下は、記事の抜粋です。


カナダと米国の研究者らはエボラウィルスのワクチンを10年前に開発していた。しかし製薬会社が冷淡であったため、臨床試験は実施されなかった。ニューヨークタイムズ紙が報じた。

2005年のネイチャー誌に、エボラワクチンの霊長類に対する実験に成功した、との報告がある。ワクチンを投与された個体は出血熱に対する強い免疫を獲得したという。ヒトへの感染が拡大した場合に非常に重要な実験結果である、と当時の科学者たちは指摘し、2年以内にヒトへの臨床試験を行い、2010-11年にライセンス取得を完了させるとしていた。

しかし、ニューヨークタイムズ紙によれば、当時エボラ出血熱は比較的まれな疾病であり、製薬会社の大半が、支払い能力の低い国々にしか需要のない製品に拒否を投ずることを拒んだのだという。


ニューヨークタイムズの記事のタイトルは、”Ebola Vaccine, Ready for Test, Sat on the Shelf”です(記事をみる)。

元論文のタイトルは、”Live attenuated recombinant vaccine protects nonhuman primates against Ebola and Marburg viruses”です(論文をみる)。

論文によると、このワクチンを接種した12匹のアカゲザルは、大量のエボラウイルスを注射されても、死なないどころか、ほとんど無症状だったそうです。

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