以下は、記事の抜粋です。
厚生労働省は8月24日、中医協の専門部会で、高額ながん治療薬「オプジーボ」について、次回の薬価改定を待たずに薬価を特例的に見直すことを提案しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。
「オプジーボ」は、皮膚がんの一種であるメラノーマの治療薬として14年9月に発売され、患者数が年数百人規模と少数であることから100ミリグラム約73万円の薬価が中医協で認められたが、昨年12月から肺がんも適用となったことで対象患者が数万人規模に拡大。現行制度では適用拡大による薬価改定は行われないことから、今回の見直し提案となった。なお、年末までに結論を出す方針だ。
予想通りの展開です。肺がんの場合も初めからこの薬を使っても無増悪生存期間を延長しなかったという発表があったばかりです(記事をみる)。初めから、「国産優遇」的な少し無理のある承認だったことも、激しい株価の変化の原因かもしれません。
オプジーボ®は、2014年7月4日製造販売が承認され、2014年9月に発売が開始されました。以下は、その株価の変動です。最高2000円程度だった株価が5000円まで行き、今は2000円台の後半まで落ちて来ました。株で儲けるのは難しいです。
関連記事
非小細胞肺がん初回治療においてニボルマブ(オプジーボ®)が無増悪生存期間延長示せず
コメント