北海道新幹線の赤字について

ぐっちーさん提言「北海道新幹線を廃止せよ」
以下は、記事の抜粋です。


毎年300億円の赤字を出している会社が、先月から新規事業を始めました。しかしこの新規事業ではさらに毎年50億円ずつの赤字が見込まれ、毎年350億円ずつの赤字が続くことがわかっています。しかも15年間。

その新規事業に関する報道はこんな感じ。「『夢に近づいた』『歴史的な日』。北海道新幹線が開業した26日、最北の新幹線の駅となった新函館北斗では乗客らが目を輝かせた――」状況をわかって「目を輝かせている」んでしょうかね?この毎年350億円の赤字はすべて、100%皆さんの税金で埋め合わせされるのですよ。

この構図は、新幹線が走ることで赤字が拡大するJR北海道という会社があり、北海道新幹線を走らせることで、なぜか経営安定化ということで補助金が入るという不都合な真実があるわけですよ。そんなことはどこのメディアも報じない。

実際、報道によりますと「開業初日の3月26日は1万4200人が利用し乗車率は61%と最高だったが、開業9日間の平均予約率は24%と低調を極めた」とあります。それを国民が大喜びしている。


政府は、地方に多くの空港を作って、JALに飛行機を飛ばさせた後、地方に新幹線を伸ばして、JALを経営悪化に追い込みました。北海道の場合は東京から少し遠いので、飛行機に負けそうというだけの話です。どちらも、事業を経営的に成功させることが目的ではなく、地方のインフラを整備することが目的です。

安倍首相などの田舎で選ばれた政治家が日本を動かしているわけですから、地方の道路網や公共交通機関網を維持するために国民の税金を地方に注ぎ込むのは当然です。

この著者の書いていることは、一見正論にみえますが、「日本から田舎を切り捨てろ」というのと同じことです。もちろん、もう少し上手なやり方はあるかもしれませんが、、、

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