インフル・コロナワクチン接種、同時vs.順次で副反応に差はあるか
以下は、記事の抜粋です。
インフルエンザワクチンと新型コロナウイルス感染症（COVID-19）に対するmRNAワクチンを同時に接種した場合、1～2週間空けて両ワクチンを順次接種した場合と比較して、中等度以上の発熱、悪寒、筋肉痛などの発生状況に差はみられないことが、無作為化プラセボ対照臨床試験の結果示された。これまで、両ワクチンの同時接種の安全性に関する無作為化臨床試験データは限定的であった。
元論文のタイトルは、「COVID-19 mRNA ワクチンと不活化インフルエンザワクチンの同時接種と逐次接種の安全性：ランダム化臨床試験」です（論文をみる）。
日本でのインフルエンザワクチンは国産のものが多いので、この結果をそのままあてはめることはできないかもしれませんが、接種を希望するヒトへの説明に使える研究です。
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