電子タバコは禁煙に有効ですが、、、

禁煙に用いる電子ニコチン送達システム
以下は、論文要約の抜粋です。


背景
電子ニコチン送達システムは,電子タバコとも呼ばれ,禁煙補助に使用する喫煙者もいる.このシステムの有効性と安全性に関するエビデンスが必要である.

方 法
非盲検比較試験で,1 日 5 本以上喫煙し,禁煙日の設定を希望している成人を,電子たばこと電子タバコ用液体の無料提供,標準治療の禁煙カウンセリング,任意の)ニコチン代替療法を行う介入群と,標準的なカウンセリングと,ニコチン代替療法を含むあらゆる目的に使用できるバウチャーの提供を行う対照群に無作為に割り付けた.主要転帰は,6 ヵ月の時点での生化学的に確認された禁煙の継続とした.副次的転帰は,6 ヵ月の時点で参加者が報告した禁煙,あらゆるニコチン(たばこ,電子たばこ,ニコチン代替療法由来)からの離脱,呼吸器症状,重篤な有害事象などとした.

結 果
1,246 人が無作為化され,622 人が介入群,624 人が対照群に割り付けられた.禁煙の継続が生化学的に確認された参加者の割合は,介入群 28.9%,対照群 16.3%であった.6 ヵ月時受診の前の 7 日間の禁煙を報告した参加者の割合は,介入群 59.6%,対照群 38.5%であったが,あらゆるニコチンからの離脱を報告した参加者の割合は,介入群 20.1%,対照群 33.7%であった.重篤な有害事象は介入群では 25 人(4.0%),対照群では 31 人(5.0%)に発現し,有害事象はそれぞれ 272 人(43.7%)と 229 人(36.7%)に発現した.

結 論
喫煙者に対して,標準的な禁煙カウンセリングに電子たばこの提供を追加した場合,禁煙カウンセリングのみを行った場合よりも禁煙割合が高くなった.


これも煙にみえますが、、、

電子タバコと標準的なカウンセリングは、必ずしもニコチンを控えることなく禁煙したい喫煙者にとっては実行可能な選択肢かもしれないが、タバコとニコチンの両方を控えたい人にはあまり適切ではないかもしれないということです。

電子タバコは燃やすタバコよりも体に悪くなさそうにみえますが、結論が出るのは何年も先になるでしょう。

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