ヒジャブを着たラッパーの衝撃
以下は、記事の抜粋です。
Mahmudさんは「エジプトでは女性はもう耐えられないのだ。毎日がストレスだ。エジプトの次の革命は女性革命だろう」という。アラブ諸国では自動車の運転すらできないサウジアラビアの女性たちのことはよく聞いてきたが、エジプトでも女性は多くの迫害と差別を受けている。「90%以上の女性が性的ハラスメントを体験し、路上を一人で歩くことが危険と感じている」という報告があるほどだ。
「若い女性がガミガミと叫ぶと扇動だと受け取られるのではないか」という質問には、「怖くはない。誰も私を裁くことはできない。結婚が若い女性の最大の人生目的と考えているエジプト社会で何を期待できるのか。人が女性に『お前は処女か」と聞くのは堪えられない。なぜ、人は未婚の男性に『お前は童貞か』と聞かないのか」と単刀直入に答える。
そして2011年のエジプトのアラブの春(民主改革)について、「エジプトではまだ本当の革命は始まっていない。社会の変化は体制の変化によってもたらされるのではない。先ず、人々が変わらなければならない」というのだ。
最後に、「自分は女に生まれ、男でなかったことを残念に思ったが、今は違う。女性で生まれたことを誇りに思っている。なぜならば、女性は大統領になる子供を産むことができるだけではなく、自身が大統領にもなれるのだ」と答えている。
Mayam Mahmoudさんは18歳だそうです。「後生おそるべし」です。動画をみつけたので下に紹介します。彼女が襲われる心配をしないで良い変化がエジプトに来ることを祈ります。できれば誰か歌詞を翻訳してください。
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