オミクロン感染7日目、3割が抗原検査陽性

オミクロン感染7日目、3割が抗原検査陽性
以下は、記事の抜粋です。


米国疾病対策予防センター(CDC)は、新型コロナウイルス感染時の隔離期間について症状の有無にかかわらず5日間を推奨している。また日本では、症状のある人は発症日から7日間隔離、症状がない人は検査陽性となった日から7日間隔離で抗原検査陰性になれば5日間に短縮可能としている。今回、スタンフォード大学のJessica Tsao氏らが、SARS-CoV-2陽性を示した学生スポーツ選手において、診断日から7日目の迅速抗原検査で27%が依然として陽性であったことを報告した。

本研究は、オミクロン株が優勢であった2022年1月3日~5月6日、SARS-CoV-2陽性となった全米大学体育協会第一部大学キャンパスの学生スポーツ選手に、隔離期間最終日である診断7日目以降に迅速抗原検査を実施した。

主な結果は以下のとおり。

・学生スポーツ選手264人(女性:53%、平均年齢:20.1±1.2歳、範囲:18~25歳)における268件の感染(症状あり:66%、症状なし:34%)で調査した。
・7日目に検査した248例のうち67例(27%)で陽性のままであった。
・症状ありの感染者の7日目の陽性率は35%で、症状なしの感染者(11%)より有意に高かった。
・BA.2変異株感染者の7日目の陽性率は40%()で、BA.1変異株感染者(21%)より有意に高かった。

今回、学生スポーツ選手の調査において、隔離後7日目でも27%で迅速抗原検査が陽性であったことから、米国CDCが推奨する5日間の隔離期間では、感染拡大を防ぐには不十分である可能性が示唆された。


抗原検査で陽性ということはウイルスのスパイクたんぱく質が検出されたということなので、感染力があるかどうかはわかりませんが、ウイルスが残っていることを示唆しています。

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