ダイオウイカの『NHKスペシャル』をみました

窪寺さんの40年間の努力とその成果には素直に感動しました。また、深海で泳ぐダイオウイカの映像をとらえるために、アメリカの研究者達がユニークな発想と工夫でいろいろな撮影装置を開発しているのにも感心しました。以下に紹介します。

一つは、ダイオウイカを捕食するマッコウクジラの頭に取り付ける撮影装置です。これは、仲間のクジラの体当たりで吸盤が外れてしまい残念ながら失敗でしたが、成功すれば非常におもしろい映像が得られただろうと思います。それにしてもマッコウクジラ(英語ではsperm whale)が1時間も呼吸を止められて、1000m近くまで潜れるというのには驚きました。

もう一つは、驚いた発光クラゲを模したルアーとイカの眼には見えない赤い光による照明装置を組み合わせた自動撮影装置です。これは生物発光研究で有名な海洋生物学者Edith Widderさんのアイディアだそうです。深海に沈めたところ、一晩に5回もダイオウイカの映像が撮影できたそうです。

以下の動画の前半部分がWidderさんの装置によって撮影されたものです。

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