以下は、記事の抜粋です。
米ノースカロライナ州ダーラムにある小さな橋がネットで話題を呼んでいる。この橋の高さ制限に気付かないトラックが後を絶たず、世界一激突事故の多い場所として名を馳せてしまった。
約100年前に建てられたこの橋は、高さ11フィート8インチ(約3.5メートル)しかない。橋の手前には高さ制限を警告する標識がいくつも表示されているが、トラックをレンタルした素人ドライバーはむろん、プロのドライバーでも標識を見逃してしまうらしく、毎月1台のペースでトラックが激突しているという。
この橋の管理は鉄道会社が行っているのだが、トラックの衝撃から線路を守るため、橋を鉄鋼梁で補強しているらしい。築100年とはいえ、頑丈に強化された橋に立ち向かっては敗退するトラックが絶えず、ついにはこの橋の一ファンが『11foot8.com』の名で特設サイトまで立ち上げた。このサイトでは橋の歴史やこれまでの”連勝”ぶりをビデオで紹介するほか、オリジナルTシャツを扱うほどの人気となっている。
トラックの衝突を避けるには、道路を掘り下げる、もしくは橋梁を高くするなどの解決策がないわけではないが、いずれもコストがかかるため、実現する見込みはないそうだ。また、高さ制限無視による事故は自動車保険の対象外となるため、不運なトラックドライバーは涙を飲むしかないという。
記事で触れられている特設サイトはこちらです。以下がこれまでの衝突をまとめて紹介する動画です。バックミュージックに好き嫌いはあるようですが、とにかく橋が強いことだけは良くわかります。
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