“Le Labo 4″というレストランは、1960年代に建てられたリエージュ大学の生化学実験室を改造したものです。流しなどの設備とブンゼンバーナーなどの実験器具をそのまま残し、実験ベンチの間にモダンなテーブルと椅子を配置しています。
入り口の看板と「実験室」の外観。ムーズ川の畔、リエージュ大学の水族・博物館のすぐ横にあります。大学の敷地内でしょうか?
レストランの前の庭には、チョウザメが泳ぐ池やブドウなどが植えられた小さな植物園があります。芝生では近所の人がイヌを遊ばせています。入り口から入ると、「地階・生化学」と「1階・生理学」とフランス語で書かれた看板がかかっています。その前にはメスピペットのようなものが木製の流し台に置かれています。
店内の様子。実験台に並べられたパンとワイン(上)。実験ベンチの間に置かれたテーブルと椅子(下)。バーナーにはちゃんとガス管がつながっています。
すべてのテーブルの上にはアインシュタインの絵が書かれたテーブルクロス紙が敷かれています。”zinc”というワインを氷水に浸けて冷やしているところ。
前菜は下の2つからの選択でした。何かの大きなムースとクリームソースが乗ったパンとロブスターのラビオリとアスパラガスのクリームスープ。
メインディッシュは下の2つからの選択でした。カジキマグロとエビとイカ墨パスタとレモンとオリーブで味付けした鶏のタジン鍋。
デザートも下の2つからの選択で、チョコレートケーキかパイナップル。どちらにもアイスクリームがついています。秋にもイチゴが採れるようです。
前菜+メイン+デザートで34ユーロだそうです。雰囲気は面白いですが、味はダウンタウンのレストランの方が上だと思います。
コメント