以下は、記事の抜粋です。
細野豪志環境相は8月30日、福島第1原発事故の被曝による遺伝子への影響を調べるため、来年度から福島県民を対象に「全ゲノム(遺伝情報)解析調査」に着手する考えを明らかにした。
福島県立医大で開いた私的懇談会の終了後、記者団に述べた。
細野環境相は「政府としてしっかりと(福島に)向き合っていく。遺伝子の調査はすぐに不安の解消にはつながらないかもしれないが、人間の根源的な遺伝子を調べることで将来への予防になる」と語った。環境省は子どもを中心に調べる方針。
細野環境相は県民健康管理調査や放射線の研究に加え、周産期・小児医療の拠点として福島県立医大が設立を構想している新しいセンターについて来年度予算の概算要求に61億円を盛り込む考えも明らかにした。
以下は、私がおもしろいと思うネットの反応です。
環境大臣が発表する前に、誰かアドバイスしなかったんだろうか。
「遺伝子の損傷が心配」という謎の保護者の声に答えた意味の分らない対応。結果に当然意味はないが、某新聞がまたフィーバーする予感。
元コンサルらしくもっともらしいことを言おうとして盛大に自爆か。
コメントのしようがないほど酷い話ですね
いや、アドバイス受けてああ言ったわけじゃろ。アドバイザは誰かな。
悲しい日本の現実。無知だけでなく、誰かの言うことを疑わずに鵜呑みにする理解力・判断力、識者に聞くなどの問題解決能力など、基本的能力が非常に低い。自覚もないから、恥をさらし続けても辞任もしないだろう。
わけわからん。せめて厚生労働省や文部科学省の意見を聞いてから発言してほしいな。目的は予算をぶんどることなのか?
あなたはp53 がつぶれてますねとかかならず乳がんになりますとか、アルツハイマーになりますとか、まあちゃんとカウンセリングあって自分で対応できる人ならいいが、迷惑かもしれないたしかに。どっちにしても放射線 関係ないし
福島のこどもを対象ってのはよくわからないけど、ある程度金をつぎ込んで、次世代シーケンサをたくさん導入すれば色々面白い研究はできるのは事実。なので、資金獲得のためになんかへんな説明した人がいたんではないかと勘ぐってるんだけど。
これは本当に、現場は大変でしょうね。誰なんだ細野大臣に全ゲノム解析を吹き込んでこのタイミングで言わせたヤツは…
これは学会が文句いうべき話だと思う。福島と関係づける意味は全くないからね。
どの細胞を調べるんだろう(まさか全身の細胞がもう変異を起こしてると思ってるとか)。新生児だけにしても、それ遺伝子診断だよ。念入りなカウンセリングが必要。
どこのバカが言ったのか知りませんが、これが事実なら世界の笑いものになります。たとえ異常が起こったとしても、細胞ごとに変異は違いますし、普通にゲノムDNAを利用しても異常は絶対に見つかりません。シークエンサーのエラー率を考えれば荒唐無稽な計画です。福島にお金を落とす口実としても、あまりにも、恥ずかしい大臣の発言です。日本が国際的に地盤沈下するのも当然です。ここまでくると、救いようがないですね。
最後のは、上昌広氏のFacebookのコメントです(コメントをみる)。もう少し詳しく知りたい方はSSAの片木りゅうじさんのコメントをご覧下さい(コメントをみる)。
私も大臣がゲノム解析のことを知らないのは仕方ないとして、誰かが予算獲得のために吹き込んでいるとしたら、ひどい話だと思います。
ところで、細野大臣と言えば、山本モナさんを思い出します(毒女ニュースより)。
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