大阪バイオサイエンス研究所(OBI)の見直し案

【整理番号67】 大阪バイオサイエンス研究所

以下は、見直し内容です。


1 見直しの考え方
・比較4市の状況から見ても、基礎自治体として単独で研究所の運営助成を行う必要性がなく、本市の関与を見直し、将来的には研究所の自律的運営を目指す

2 見直し内容
・補助金を平成24年度から段階的に25%ずつ削減し、その間に財団が自ら自律的経営を検討。平成26年度末で、財団への補助金の支出を終了する

3 実施時期
・平成24年度

4 留意事項
・バイオサイエンス研究所の広域でのあり方については、大阪の成長戦略として府市で議論


先日、日本薬理学会ウェブシステム <society@pharmacol.or.jp>から「【薬理学会】市政改革に対するパブリックコメントの件」というタイトルのメールが来ました。内容は以下のとおりです。


学術評議員 各位

橋下市長による大阪市の市制改革によって,大阪バイオサイエンス研究所(OBI)への支援中止が決定されたとの情報が学会に寄せられました.

下記ホームページをご参照いただき,OBI に対する支援継続に賛同いただける薬理学会の先生がおられましたら,パブリックコメントをお送りいただきますようご案内申し上げます.

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パブリックコメントの期限は,5月29日です.
公益社団法人日本薬理学会


上のメールにあるリンクをクリックすると、「『市政改革プラン(素案) -新しい住民自治の実現に向けて- 』を策定し、パブリックコメントを実施します」というホームページに行きましたが、どこにOBIへの支援中止が記載されているのか、すぐにはわかりませんでした。

「〇別冊:施策・事業の見直し、補助金等の見直し、市民利用施設のあり方の検討に関する詳細資料」の「アクションプラン編 別冊」の「施策・事業の見直しと再構築(1億円以上の施策・事業-主なもの)13 」というところに「学校給食協会交付金(P53)、大阪バイオサイエンス研究所(P54)、弘済院(P55)、ATC関連事業(P56)」という記載があり、ようやく上記のページにたどり着きました。

現行6億1千900万から毎年25%ずつ減らして27年度には1億6千900万にするという案のようです。5つの研究室に対して6億の補助金だったのか、、、

OBIは、バブル景気絶頂の1987年に大阪市制100周年を記念して設立されました。元京大教授の早石修氏が初代所長でした。総括表によると、大フィル・文楽協会と並んで、団体運営補助の見直しとしてあげられています。

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