海上保安庁が撮影したとみられるビデオ映像がインターネット上に流出した問題

尖閣諸島沖での中国漁船衝突問題、オリジナル映像がYouTubeに流出か

以下は、記事の抜粋です。(元記事には、6本の動画すべてが掲載されています)


2010年9月、尖閣諸島沖で中国の漁船と海上保安庁の巡視船が衝突した問題で、全面公開は日中関係を考えると難しいと言われていた事件のオリジナル映像らしきものがYouTube上に登場しました。

映像は全部で6本、うち2本に漁船と巡視船との接触が収められています。本来の長さは2時間分ぐらいあるはずなので、どうやらその重要な箇所だけを抜き出してきたもののようです。

下記、4本目の動画の2分11秒すぎで、中国漁船が巡視船「よなくに」に接触してくる様子が確認できます。

また下記、5本目の動画中の1分10秒すぎの箇所でも中国漁船が巡視船「みずき」に接触するシーンを確認できます。


「ビデオ流出」に関する多くの報道の中で、マスメディアのものも含めて、上のGigazineの記事が最も客観的で冷静だと思ったので紹介しました。

動画については、次々に削除されているので、上の動画のリンクも切れているかもしれません。その時には、Gigazineの元記事あるいは、下のサイトをご覧ください。

削除されてしまった”尖閣衝突ビデオ”を見る方法

それにしても、どうしてこの程度の動画が一般国民や外国にとって刺激的すぎるのでしょうか?「国民の知る権利」とは、こんなものにもアクセスすることができない程度のものだったとは思いませんでした。

職を賭けてビデオを流失させた人には失礼かもしれませんが、44分の大部分は退屈な映像です。実際、既にマスメディアの関心は、ビデオの内容よりも「誰が流失させたか?」に移っています。

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