我慢するよりキレる方が健康には良い、新型インフルエンザ:ピークが過ぎた!

長生きするなら我慢するよりキレる

以下は、記事の抜粋です。


職場での不公平な扱いについて怒りを我慢すると、心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まることが、スウェーデンでの研究で分かった。不満をすぐに表出する人に比べ、リスクは2~5倍だという。

今回の研究は2755人の男性被験者を対象に実施。1992年から95年にかけて平均年齢41歳の健康なスウェーデン人男性を集め、その後10年にわたって仕事と健康の関係を調べた。分析の結果、不公平な扱いに対して抗議せず、現実に直面しない「暗黙の納得」を選ぶ人は健康に悪影響が出ることが分かった。研究結果はThe Journal of Epidemiology and Community Health誌に掲載された。

この研究を率いたストックホルム大学のラインウェーバー氏は電話インタビューで「不当な扱いを受けたと感じたときに対立を避けて歩み去り、後に不満を残すことはよくない。行動しなければいけない。不公平な扱いを受けたと感じていることをはっきりと言った方がいい」と語った。

感情を抑えたり、頭痛や腹痛の症状が出たり、帰宅してからうつぷんを晴らしたりすると答えた男性では、心臓発作と死亡のリスクはすぐに怒りを表す人に比べ2倍だった。何も言わずに済ませてしまうことが多い人の場合、リスクは5倍に近かったという。

ただ、最良の対応策については特定されていない。主な対処法としては(1)怒鳴る(2)扱いに対して直接抗議する(3)その場で相手と話す(4)事態が収拾してから問題にアプローチする-などがあるが、それらがもたらした心臓合併症の発症率は、どれも同じような結果だった。


一昨日に「怒りの感情をコントロールする法」というのを書いたばかりですが、上の記事が本当なら怒りは、コントロールするよりも発散させた方が健康には良いかもしれません。

元の論文のタイトルは、Covert coping with unfair treatment at work and risk of incident myocardial infarction and cardiac death among men: Prospective cohort studyです(要約をみる)。

不当な扱いに対して怒りを我慢するかどうかと、心筋梗塞や心臓死の発生とがこれほど関連するとは、なかなか信じ難いです。

心筋梗塞は動脈硬化が原因なので、怒りを抑えると動脈硬化になりやすいのでしょうか?血中LDL濃度なども影響されるのでしょうか?やはり、ファイト!ですね。


東京都におけるインフルエンザ報告数をグラフ化してみる(12月3日版)

11月13日のブログで「新型インフルエンザ:ピークが過ぎた?」という記事を書きましたが、本当にピークは過ぎていたようです。以下にグラフを紹介します。季節性が流行りだしたら、このグラフはどうなるのでしょうか?

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